素材へのこだわり
顔が見える、だから安心

 うばがもちやでは、長年草津市にある「クサツパイオニアファーム」のもち米を使って、製品づくりを行ってきました。化学農薬を極力使わずに、琵琶湖などの自然環境に配慮して育てた環境こだわり米など、質の高い米づくりを貫いてきた同社の姿勢に共感し、同じ草津市内で顔の見える関係が築けることを大切にしています。
 「地産地消」といわれるように地元で生産される最も良い素材を材料に使用してきました。その取りくみがフードマイレージにつながっているのです。
 米づくりには八十八の作業があると言われてきました。機械化が進んで作業が少なくなっても、良いお米を育てるためにはさまざまな苦労が伴います。
 社長の奥村次一さんは、苗作りなどいろいろ試行錯誤しながら、稲本来の性質を活かした独自の米づくりの方法を作り上げました。
 とは言うものの自然が相手のこと、決してマニュアル通りにいかない難しさがあります。例えば、品種ごとに異なる田植えの時期や、草刈りや肥料を与えるタイミング、水の管理、収穫の時期など、天候や生育の状況を見極めながら微調整を行うことが必要です。「毎日、稲と相談しながら育てています」と奥村さん.
  そんな奥村さんの元には、農業を志す若い人たちがたくさん集まってきます。地域の農業が元気になれば、地域の食はもっと豊かになっていくはずです。

稲刈り風景

素材
良い素材を活かす技と心

 良い材料の持ち味を活かすには、やはり加工の際の職人の技と、製品づくりに対する真摯な姿勢が必要なのではないでしょうか。
 心を込めて作ったおいしくて、安全なものを食べてもらいたいという気持ちは、まさにスローフードの原点です。「食の安全」や「食育の必要性」などが、なにかと話題になることが多い昨今ですが、この原点に立ち返って「食」や「農業」を考えてみることが大切なのではないでしょうか。
 私たちは、これからも素材選びに心を尽くし、安全でおいしい製品づくりをめざし草津名物うばがもちの伝統を後世に伝えていきたいと考えています。

うばがもちや「もち米の稲刈り体験会」

 2008年から始まったクサツパイオニアファームでのもち米の稲刈り体験会。
 好評を得て毎年開催しております。2012年には唐箕と脱穀を昔と同じやり方で体験し、お米を作る大変さを実感されました。
 初めて稲刈りを体験した参加者も多く、パイオニアファームのスタッフの方から鎌の使い方や稲束の結び方を教えていただいて、たっぷりと穂先に実を結んで頭を垂れたもち米を、一株ずつ刈り取っていきました。
 稲刈りの後、田んぼの真ん中でみんなでいただいた新米のおにぎりのおいしさは格別でした。子どもたちにとっても、食の大切さを考える良い機会になったのではないでしょうか。

草津パイオニアファーム
化学農薬や化成肥料を全く使用せず、有機質肥料100%で栽培した、有機栽培米や野菜をはじめ、農薬の使用を極力抑え、有機質肥料100%のこだわり栽培米を生産販売。

ホームページ http://www.pioneerf.co.jp/